はじめまして うさうずです!
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こんにちは!孵卵器マニアのうさうずです!
今回は孵卵器の2大勢力、『リトルママ』と『LifeBasis』についての記事になります。
孵卵器は何種類もありますがよく使われているのがこの2台です。
私が実際に2台を使ってみて感じたことや、分解して構造を調べてわかったことをメリット、デメリットとしてご紹介します。
- 孵卵器選びで悩まれている方
- うずらやアヒルの孵化に挑戦したい方
- 孵卵器の特徴を知りたい方
このような悩みをお持ちの方へ向けた記事になります。
孵卵器の使い方によって孵化率が大きく変化します。
この2台の特徴を理解して自分にあった孵卵器を選んでください。
メリット・デメリットはあくまでも個人的な判断です。
利用してみての考察も載せていますので参考にしてください。
リトルママ
正式にはRCOM MINIという品名です。
小型の自動孵卵器でニワトリの卵は3個、うずらの卵は7個入ります。
加湿機能付き、自動転卵方式を採用しています
リトルママのメリット
全てお任せのモード機能
リトルママには『ひよこ』『カモ』『うずら』『キジ』『その他の鳥』とモード選択ができ、このモードを選択することで保温、加湿、転卵、転卵停止を自動で行います。
自動運転ですが、加湿用の給水だけはこまめにチェックしましょう !
コンパクト設計
リトルママはLifeBasisに比べてコンパクトです。
孵卵器内も空間が狭いため外気温の影響を受けることが少なく、設定した温度で保温が可能です。
リトルママの方が孵化率が良いという噂は、保温の安定性ではないかと思います。
リトルママのデメリット
停電時の再起動
メリットでもご紹介したモード選択ですが、もし停電等で電源が切れてしまった場合、モードのプログラムがリセットされ保温をやり直すことになります。
※ 例えば卵を保温し始めて、10日後に停電で電源が切れた場合
- 電源が復旧してもモード選択し、スタートするまで保温が始まらない
- プログラムがリセットされるため、転卵停止のタイミングがずれる
以上のことが発生します。
モード機能は便利ですが、一度保温を開始したら電源は切らないように注意してください。
孵卵器内が狭い
ニワトリの卵は3個、うずらの卵は7個入るとお伝えしましたが、容量いっぱいに卵を保温すると孵化したヒナが他の卵を傷つける恐れがあります。
ヒナは孵化した後、羽が乾くまで孵卵器の中で過ごします。
ニワトリやアヒルのヒナには孵卵器内は狭く、卵を3個セットすると動けるスペースが少なくなり、ヒナがケガをする恐れや他の卵を傷つける可能性があります。
容量の半分、ニワトリの卵だと1〜2個、うずらの卵だと3〜4個くらいがベストです。
たくさんの卵を孵化させたい方には不向きだと感じます。
孵化後、温度湿度が管理できる保育器を用意する必要すると安心です。
転卵時のモーター音
リトルママは1時間に1度転卵を行いますが、転卵時のモーター音が『ガガガッ』と音がします。
1時間に1度だけなのであまり気になりませんが、LifeBasisはモーター音はしないのでデメリットとさせていただきました。
モーター音は気になりませんが、うまく転卵しないという声を耳にします。
リトルママのメリット・デメリット
リトルママのメリット・デメリットをまとめます。
▼ メリット
- 鳥類ごとのモード機能
- コンパクト設計で孵卵器内の温度が安定しやすい
▼ デメリット
- 停電等で電源が切れるとモード選択するまで保温がストップする
- プログラムが停止するため、転卵停止のタイミングがずれる
- 孵卵器内が狭い
- 転卵時、モーター音がする
LifeBasis
こちらはニワトリの卵10個、うずらの卵は15個入る孵卵器です。
リトルママと同様に加湿機能付き、自動転卵方式です。
LifeBasisのメリット
メンテナンスが簡単
LifeBasisは孵卵器内の構成部品がほとんど外れるため掃除などメンテナンスが楽です。
LifeBasisを保育器代わりに使用していたため、清潔な状態でヒナを飼育することができました。
中央部の加湿用の水受けも洗いやすく、カビが発生する恐れもありません !
リトルママの加湿用の水受けは分解清掃ができません。
転卵が静か
転卵は孵卵器の横にあるモーターが内部の黒い部品とかみ合い駆動しています。
ゆっくりすぎて本当に回っているのかわからないほどです。
よく視聴者の方から壊れてますと相談されます(笑)
転卵が静かとお伝えしましたが、転卵用のモーターは水中ポンプのように『ブー』という音はします。
リトルママのよりは静かですが、常に転卵しているのでモーター音はずっと鳴っています。
転卵を停止させるとモーター音は無くなり、保温用のファンの音のみになります。
コスパ良し
Amazonでは
- LifeBasis 6,000〜7,000円
- リトルママ 16,000〜18,000円
と金額の差がありますので多くの卵を孵化させることができ、金額も安いのでコスパはとても良いです。
リトルママは金額が高いですが全自動なので安心ですね !
LifeBasisのデメリット
温度管理が安定しない
LifeBasisは空間が広くプラスチック製なので外気温の影響を受けやすくなります。
特に冬場は孵卵器内の温度が上がりにくく、段ボールで囲うなどして対策が必要です。
私は2台とも衣装ケースの中で使用しました。
▼参考の動画はこちら!
転卵停止は手動で止める
うずらの場合、卵を保温してから15日後(孵化予定日の3日前)から転卵を止めます。
LifeBasisは自動で転卵機能は止まらず、内部のコネクタを抜いて転卵を止めます。
転卵を止めないとヒナに悪影響を及ぼす恐れがありますので忘れないようにしましょう。
LifeBasisについての詳しい記事はこちら!
LifeBasisのメリット・デメリット
LifeBasisのメリット・デメリットをまとめます。
▼ メリット
- メンテナンスが簡単
- 転卵が静か
- コスパ良し
▼ デメリット
- 温度管理が不安定
- 転卵停止は手動
まとめ
では最後に2台の特徴も含め表にまとめました。
リトルママ | LifeBasis | |
金額(Amazon) | 16,000〜18,000円 | 6,000〜7,000円 |
卵の入る数 | ニワトリ3個 うずら7個 | ニワトリ10個 うずら15個 |
メリット | 鳥類ごとのモード機能 | メンテナンスが簡単 転卵が静か コスパ良し |
デメリット | 電源が切れるとモード選択からやり直し 孵卵器内が狭い 転卵時、モーター音がする | 温度管理が不安定 転卵停止は手動 |
以上が孵卵器『リトルママ』と『LifeBasis』を比較し、私が使用して感じたメリット・デメリットになります。
どちらも人気のある孵卵器ですのでこの記事を読んで検討してください。
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